20:採用#
スキルだけでなく、意志のある人を採れ#
スキルは学べる。ドライブはインストールできない。候補者と向き合う時、何をしてきたかより、なぜまたやりたいのかに注意を払おう。能力は中程度でも意志が激しい人は、給与が合っていたから来た洗練されたエキスパートを追い越す。意志があるとは、頼まれたからではなく問題に引き込まれたから遅くまで残ること。知らないことを自分で学ぶこと。物事が難しくなった時——必ずなる——後ろに引くのではなく前に傾くこと。ハングリーさは訓練できない。見つけることしかできない。
最高のチームは違いの上に築かれる#
自分に似た人を採るのは自然なことだ。考え方が同じで、笑うポイントが同じで、同じレンズで問題を見る。心地よい。だが罠でもある。均質なチームは慣れた仕事の実行は得意で、未知の領域のナビゲーションは壊滅的だ。必要なのは摩擦だ。破壊的な摩擦ではなく、異なる背景、異なる思考スタイル、異なるブラインドスポットが互いを補い合う、生成的な摩擦。相補的な強みを持つチームは会議ではごちゃごちゃだが、結果では素晴らしい。心地よさは目標ではない。能力が目標だ。
何をしてきたかではなく、なぜ望むのかを聞け#
レジュメはバックミラーだ。どこにいたかは教えてくれるが、どこに向かっているかは教えてくれない。面接で最も明らかにするのは「なぜこれ?なぜ今?なぜここ?」の変形だ。具体性を聴こう。エネルギーを聴こう。成長の機会について一般的な回答をする候補者は暗唱している。解決したい問題を語る時に目が変わる人は、どんな資格にも匹敵しないものを見せている。過去の実績は重要だが、遅行指標だ。意図は先行指標だ。面接時間の八割を未来に、二割を過去に使おう。
チームを作る時に自分をクローンするな#
採用には静かなナルシシズムがある。自分のアプローチを肯定してくれる人に引き寄せられる。だが五人のあなたで構成されたチームは、同じ強みが五回繰り返され、同じ弱みが五回繰り返される。必要なのは、あなたが弱い所で強い人、あなたが無謀な所で慎重な人、あなたが大局的な所でディテール志向の人だ。自分の前提に挑戦する人と働く不快感は、複雑性に対処できるチームの代償だ。喜んで払おう。チーム設計において、鏡は味方ではない。対極が味方だ。
意志は教えられない#
スプレッドシートは教えられる。プレゼンスキルも教えられる。まともなメールの書き方やアジェンダ付きの会議の回し方も教えられる。教えられないのは、正しくやることにこだわらせる炎だ。その炎はあるか、ないか。どれだけのオンボーディング、メンタリング、パフォーマンスレビューも外から点火できない。だから意志が最初のフィルターでなければならない。最後ではなく。他のすべては構築可能だ。土台は違う。ドライブを経験と交換する時、かけがえのないものを学習可能なものと交換している。その取引は決して割に合わない。
証拠より可能性を信じてみよう#
あなたの業界での実績はないが、好奇心と適応力を放っている人を考えてみよう。以前失敗したが、そこから何を学んだかを正確に言語化できる人。答えるより鋭い質問をする候補者。これらはポテンシャルのシグナルであり、ポテンシャルは採用において最も過小評価されている通貨だ。証拠は安全で、弁護可能だ。だが証拠が教えてくれるのは、その人が過去を再現できるということだけだ。ポテンシャルが教えてくれるのは、その人が未来を築けるということだ。次に安全な採用と大胆な採用の間で迷った時、五ヶ月ではなく五年後にどちらに賭けるかを自分に問おう。